ストレスによる偏頭痛【早期診断応援活動】

先生

頭のどちらか一方が痛む時

血管の拡大が主な原因です

悩み

頭の片方から目にかけてずきずき痛む、そのような場合は偏頭痛が考えられます。偏頭痛というのは日頃よく起こる頭痛の1つで、何か責任のある仕事から解放された時や、アルコールやカフェインの摂りすぎなどで起こることが多いのです。それ以外には寒暖の差や騒音、光などの刺激によっても起こりますし、女性の場合は生理によるホルモンバランスの乱れが原因となることもあります。なぜ頭痛が起こるのか、それは血管の拡張によるものです。血管が拡張することで、三叉神経と呼ばれる神経が刺激され、痛みのもととなる神経ペプチドが放出されて、血管の周辺に炎症が起こるようになります。それによりますます三叉神経が刺激されるため、偏頭痛となって痛みを覚えるようになるのです。この時点で刺激に敏感になったり、また吐き気が起こったりすることもあります。またストレスを受けると、血管収縮作用のあるセロトニンという物質が放出されます。しかし今度はストレスから解放されると、収縮していた血管が拡張して、偏頭痛が起きるようになります。このことから偏頭痛はストレスが原因ではなく、ストレスから解放されることが原因で起こるといえます。

薬に加えて生活の改善を

このため、偏頭痛の治療には血管収縮作用のある薬品が用いられます。また、痛みのもととなる神経ペプチドの働きを抑える作用もまた必要になって来ます。現在、こういった働きをする薬品は5種類出回っていて、形状としては錠剤がメインですが、一部の薬には口腔内速溶錠といって、水なしでの服用が可能なものもあります。また、吐き気などがあって口から服用できない時のために、注射薬や点鼻薬として処方されるものもあります。一方で、このタイプの薬が合わない、あるいは再発してしまう人のためには、別の薬剤が処方されます。こちらは主に、血管収縮を抑える目的の薬が中心になります。それ以外には、偏頭痛を予防する目的の薬もあります。こちらはやはり血管収縮作用のあるものや、三叉神経に働きかける抗うつ剤などが中心となります。またそれ以外にも、ビタミンB2やマグネシウムを多く含む食品やサプリを摂取することで、偏頭痛を抑えることもできますし、日常生活の改善、たとえば規則正しい生活や、食事をきちんと摂ることも大事です。また、ストレスから解放されて起こることが多いので、できるだけストレスをためないようにしましょう。